Featured
今日の注目ニュース
Europe (Milan)で、Intel Xeon 6ベースのEC2 R8iとR8i-fl…
原文:Amazon EC2 R8i and R8i-Flex instances are now available in Europe (Milan) region
Europe (Milan)で、Intel Xeon 6ベースのEC2 R8iとR8i-flexが利用可能になりました。R7i比で性能向上をうたい、PostgreSQL、NGINX、推薦モデルではさらに大きな改善値が示されています。
ここが嬉しい:MilanでIntel系メモリ最適化インスタンスの選択肢が増え、既存のR7iと性能・コストを比べる材料になります。
気になるところ:発表の性能値はワークロード別です。移行判断の前に、実際のDBやWeb処理で測る余地があります。
自分ならこう考える:MilanでR7iを使っているなら、まず性能要求が高い処理を候補にします。数値だけで決めず、検証環境で比べたい更新です。
Quick reads
30秒ニュース
新しいOrganizationインスタンスの作成時、対応リージョンではワンクリックでマルチリ…
原文:AWS IAM Identity Center supports one-click multi-Region option for new organization instances
新しいOrganizationインスタンスの作成時、対応リージョンではワンクリックでマルチリージョン構成を選べるようになりました。この選択では、マルチリージョンKMSキーの作成と追加リージョンへのインスタンス複製が自動で行われます。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:新規構築時のKMSキー、キーポリシー、リージョン追加の手順がまとまり、設定の出発点を作りやすくなります。
AWS What's Newを見るVPC IPAMで、BYOIPプレフィックス向けのBGP経路保護監視と委任RPKI管理が追加…
原文:Amazon VPC IPAM now supports BGP route protection monitoring and delegated RPKI for BYOIP prefixes
VPC IPAMで、BYOIPプレフィックス向けのBGP経路保護監視と委任RPKI管理が追加されました。単一ダッシュボードでRPKIの有効性、ROA強度、経路重複を見られ、ROA管理の自動化にも対応します。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:複数アカウント・リージョンにまたがるBYOIPのROA状態や経路重複を、IPAMでまとめて扱えます。
AWS What's Newを見るレガシーのElasticsearchおよびOpenSearchバージョンでは、セキュリティと…
原文:Amazon OpenSearch Service announces additional upgrade runway for existing domains and support dates for additional versions
レガシーのElasticsearchおよびOpenSearchバージョンでは、セキュリティとOSパッチの対象期間が追加で12か月延長され、2027年11月7日までとなりました。延長サポートは更新後の料金で提供されます。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:移行を終えていないドメインでも、計画と実施に追加の時間を取れます。
AWS What's Newを見るAWS Parallel Computing Service(PCS)がFedRAMP、SO…
原文:AWS Parallel Computing Service is now in scope for FedRAMP, SOC, ISO, CSA STAR, and PCI
AWS Parallel Computing Service(PCS)がFedRAMP、SOC、ISO、CSA STAR、PCIのセキュリティ・コンプライアンス対象に拡大しました。PCSはSlurmを使うHPCワークロードの実行・スケールを管理するサービスです。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:規制要件がある環境でも、PCSをHPC基盤の候補として検討しやすくなります。
AWS What's Newを見るAmazon ECSで、EC2 G6fインスタンス上の分割GPUスケジューリングに対応しまし…
原文:Amazon ECS now supports fractional GPU scheduling with Amazon EC2 G6f instances
Amazon ECSで、EC2 G6fインスタンス上の分割GPUスケジューリングに対応しました。NVIDIA L4 Tensor Core GPUを最小8分の1、GPUメモリ3GB単位で使え、タスク定義ではGPU=0.125、0.25、0.5を指定します。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:小規模モデルの推論や実験、描画処理などで、GPUを丸ごと確保せずにコンテナのサイズを合わせられます。
AWS What's Newを見るAWS WAFで、Salt SecurityのマネージドルールグループがAWS Market…
原文:AWS WAF now supports a Salt Security managed rule group for API and MCP threat detection
AWS WAFで、Salt SecurityのマネージドルールグループがAWS Marketplace経由で利用可能になりました。API攻撃に加え、AIエージェントやMCPエンドポイントのトラフィック検知・緩和を、カスタムルールなしで扱うとしています。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:認証情報の総当たり、SSRF、JWTの異常などを含むAPI向けの検知ルールを、マネージドルールとして利用できます。
AWS What's Newを見るElastiCache for ValkeyとMemcachedで、Graviton4ベース…
原文:Amazon ElastiCache now supports Graviton4-based M8g, R8g, and C8gn nodes
ElastiCache for ValkeyとMemcachedで、Graviton4ベースのM8g、R8g、C8gnノードファミリーに対応しました。Graviton3同等サイズ比で、スループット、P99レイテンシー、オンデマンドの価格性能比の改善値が示されています。
👍 ここが嬉しい:ここが嬉しい:ValkeyとMemcachedで、新しいGraviton4ノードを性能・レイテンシー・コストの比較候補に加えられます。
AWS What's Newを見るAWS tip
今日のAWS小ネタ
SCPのガードレール
SCPは、Organizations内のアカウントで使えるアクセス許可の上限を決めるポリシーです。SCPそのものは許可を与えず、IAMポリシーなどで与えた権限の範囲を絞ります。
👍 ここが嬉しいここが嬉しい:組織やOU単位で「この操作は使わせない」という共通の境界を置けます。アカウントごとの設定差を抑える土台になります。
⚠️ 気になるところ気になるところ:SCPで拒否された操作は、IAM側で許可していても実行できません。広い範囲に適用する前に、必要な操作まで止めないか見ておきたいです。
「SCPにAllowを書けば権限を渡せる」は誤解です。実際の許可には、IAMポリシーなど別の許可設定も必要です。
SCPは「Security Ceiling Policy」、権限の天井と覚えるとイメージしやすいです。許可証ではなく、越えられない上限として捉えます。
たとえば本番用OUに、不要なリージョンや操作を制限するSCPを置く使い方があります。影響範囲が広いので、段階的な適用と検証を挟むと安心です。
Today’s takeaway
今日の共通点
今朝は、インフラの性能更新と組織全体のガードレールが同時に見える並びです。新機能を試す話と、権限・経路・公開APIをどう守るかは、セットで話すと判断が早くなりそうです。
Afterword
今日のあとがき
今日のアイデア
EC2 R8i、ElastiCache M8g系、ECSの分割GPUについて、現行構成・性能指標・候補サイズだけを1枚に並べる小さな棚卸しをしてみましょう。採用を決める資料ではなく、検証の優先順位を決めるメモとして十分です。
おすすめ記事
番外編:インフラ経験者でも、別分野の「当たり前」は分からない
同じ「インフラ経験者」でも、ネットワーク・サーバー・AWSでは最初に見る場所も判断基準も違う。本編を作り終えたあとに考えた分野ごとの当たり前の差と、Case/Step設計を他分野へ広げられるかの構想をまとめた番外編です。
読む